歌う宅建FPカヲルくんのブログ

暮らしに役立つ不動産とお金と音楽のブログ

最近の不動産相続事情とそれに対する対策について考える

みなさんこんばんわ!!

 

宅建FPカヲルくんです!!

ブログ初めて5日目!!張り切って参ります!!!!

 

最近、相続の相談がものすごく増えてきた気がします。

僕が住んでいるのは本当に片田舎なんですが、田舎でこの数だったら都会はどうなってるんだろうって思います。何故なのかをまずご説明致します。

 

日本の高齢化率は急速度で上がっている!!!

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言わずと知れたこれが原因です。本当にとんでもない速度で日本は高齢化が進んでいます。テレビでよく流れているのでみなさんも一度は目にしたことがあるでしょうか。

この絵は日本の年金制度のイメージを表していると思います。お年寄りが増え、若い世代がその年金を賄うわけですから、全くこの絵の通りになります。大袈裟ではなくかなり深刻無問題です。日本の年金制度や国民保険制度はバブル時代に作られたものです。ちょっと今の時代には無理がある制度かなと僕は思います。

相続知識は学校の勉強には出てこない。

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はい、それではみなさん。今の日本の状態はお分かりいただけたかと思います。この状態だからこそ相続が身近で起きることが多いということになります。何人の方が相続対策してますか?相続はご家族が一人でもいると必ず起こります。例外なく。じゃあここで問題です。

あなたの周りで相続が起きた時。相続税ってかかりますか?

何人の方が答えられたでしょうか?しかも相続の時は突然やってきます。そして放置してしまうと勝手に進んでいきます。突然ある日相続税払って下さいと言われたらあなたは果して払うことができるのでしょうか。誰がどれだけ何を相続して、誰が相続人で。突然そんなことに迫られる人達がもう溢れかえってくる前兆を実務の中で肌で感じ取れるよう人ってきました。

そして何が起こっているかをお伝えします。これは事実です。

 

仲の良かった家族が急に揉める

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僕は仕事で相続勉強会の講師をしていますが。この現状がすごく悲しいです。勉強会の出席者の方々は口を揃えて揉めていますと言われるケースが非常に多いのが現実です。急に親が亡くなり子が争い出す。こんなこと親御さんは望んでいません。昔は家督相続と言って長男が家のものは全て受け継ぐ風習がありました。なのでこんなことはほぼなかったのですが、今は時代の流れとともに相続の形が変わってきているためこういう事例が非常に多く存在します。家族で揉めるなんてことはほんとにあって欲しくないという想いでブログにも書いています。

 

こういった争いを防ぐにはどうしたらいいのか

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一番の解決策。これは生前に相続のことについて話し合っておく。これをするかしないかが分かれ道なのです。話し合った上で遺言書を作成しておきましょう。お金はどう分ける?不動産は誰が受け継ぐ?株はどうする?残った借金はどうなる?などを親が元気なうちに一度でもいいから話し合ってみて下さい。それだけで全然違ってきます。

親の残したものは親にどうしたいのかを決めてもらうべきなのです。

 

相続税がかかるかどうか目安

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まず相続税というのは相続財産全体の値段を出し、そこから控除額(引き去る額)をひき、算出されます。そして受け継いだ側がその分けられた金額に応じて相続税を納めるわけです。

相続財産にはお金、不動産、保険、株、ゴルフ会員権等色々な物が入ります。

現在の相続税の控除額は

3000万円×600万円×相続人の人数

となってます。ですから例えば

総資産4500万円の親が亡くなり相続人が二人だったとします。

総資産4500万円ー控除額4200万円=300万円の部分に相続税がかかります。

こう言った感じでぜひご自分はどうなのか。一度考えてみて下さい。

相続についてはまだまだ伝えたいことがたくさんあります。

生前贈与した方が良かったり。またそれは次の機会にお伝えすることにします。

 

 

今回はこの辺で。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!!!!!